題字 「卒論・その他」
第4期生卒業論文集
 小野晃典ゼミナール第4期卒業生の卒業論文は、『慶應マーケティング論究』,第4巻に収められています。 このページでは、論文集に収められた論文を配信しています。(しばらくお待ちください。)
 ただし、第4期生は正規履修生ではなく、先生の在外研究中に4年次の1年間を過ごした自主聴講生だったため、卒論は任意提出となっており、第4期生全員が卒論を提出したわけではありません。 なお、個人の卒論とともに卒論集に収められている共著論文はゼミ生全員参加で執筆されています。
 論文の著作権は、執筆者および小野ゼミに帰属します
(ただし電論を除く)。 無許可再配布や、営業・販売目的でのコピー・印刷は、かたくお断り申し上げます。
 また、論文中のアイディアないしは文章そのものを、ご自身のご研究のなかで引用なさる際には、その旨を必ず明示いただきますようお願いいたします。

編集委員 : 冨岡亜矢



  『慶應マーケティング論究』, 第4巻 (2006.3.)

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表紙
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巻頭言 第4期ゼミ長 大隅隆広
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目次
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浅見勇介*****+
ネット・オークションにおける買い手の入札意図メカニズム
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 ネット・オークションという特殊な購買環境にあって、購買意図、すなわち、出品された商品に買い手が入札を試みようとする意図を促進/阻害する諸要因を探究することは、興味深い研究課題であろう。 本論は売り手が操作可能な要因群に着目し、それらの相違が入札の活性度の相違に及ぼす影響を描写した概念モデルの構築を試みる。 さらに、消費者データを用いてモデルの経験的妥当性を吟味し、学術的・実務的含意を得る。


木村真彰*****
商品パッケージが消費者の購買行動に与える影響
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 商品パッケージは我々の生活の中で接触頻度が高く、非常に身近な存在である。競争が激化し小売店の商品棚が混乱している現在、パッケージングによって興味の喚起から製品の説明、販売まで販売上の多くのタスクを遂行しなければならなくなっていると言われている。本論では消費者行動論のフレームワークに準拠しつつ、商品パッケージが持つ諸特性を識別し、商品パッケージに対する消費者の意思決定プロセスを学術的に解明することを目的とする。


小合麻耶
店舗選択における外観の重要性
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 ある1つの目的を果たすための選択肢が多くある飲食街のような場所において、消費者はなんらかの情報に影響され、どの店舗に入るかを意思決定するだろう。本論においては、店舗の外観に着目して、店舗の外観から得られるどのような情報が消費者の店舗選択に影響を及ぼすのかという規定因を解明するために、独自の概念モデルを構築する。その後、消費者調査を行い、収集されたデータを利用し、統計解析ソフトSASによって段階的回帰分析を行う。そして、分析結果から学術的・実務的含意を示唆する。


大隈隆広*++
パッケージ・カラー変更が消費者購買行動に与える影響
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 目を引く製品とは―1日に無数の製品が生まれ、そして消えていく今日の市場において、製品の差別化はますます困難な状況に陥っている。企業は我先にと、消費者の注意を引き付けるためにパッケージのデザインやカラーを変更することによって差別化を図っている。本論はこうした時代の流れを捉え、パッケージ・カラーの変更が消費者・ブランドの双方に与える影響を解明し、独自の概念モデルの構築・実証を試みるものである。


佐藤奈津子****
アウトレット・モールにおける消費者行動
―モール利用意図および製品選択意図の規定因の解明―
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 傷物商品・在庫過多品等を格安で販売するアウトレットが日本に登場して以来、10年以上が経過しているにもかかわらず、アウトレットの特徴や性質が消費者行動への影響に関する研究は、皆無であると指摘しうる。そこで本論は、消費者のアウトレット・モール利用意図及びアウトレット製品購買意図の規定因をアウトレットの特徴と性質に求め、その解明を試みる。そして、それらの規定因の経験的妥当性を段階的回帰分析によって検討する。


柴田直希******
プライベート・ブランドが消費者のストアロイヤルティに及ぼす影響
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 本論の目的はプライベート・ブランド (PB) に関する3つの問題意識に解答を得ることにある。 1つ目は、PBの購買意図を規定する要因を探ることである。 2つ目は、PBとストア・ロイヤルティの規定関係の有無を探ることである。 3つ目は、PBがストア・ロイヤルティに影響を及ぼす消費者心理プロセスを探るすることである。 PB購買の多様な規定因およびストア・ロイヤルティという帰結を探究することによって、PB研究に新展開をもたらすことを目標とする。


志賀明奈
モデルチェンジ型新製品の購買意図形成メカニズム
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 使用中の製品がモデルチェンジされた新製品が発売した際、消費者はさまざまな情報を処理し、買い替え行動を起こしたり起こさなかったりする。本論はこのような現象の規定要因および発生メカニズムの解明を目的としている。Larocheの競合バルネラビリティ・モデルを始めとする既存の理論を援用しつつ独自の概念モデルを構築し、消費者調査によって収集したデータを基に共分散構造分析を行う。その後、分析結果から学術的および実務的インプリケーションを導き出す。


篠田和恵 ( 卒論 兼 慶應義塾商学会賞 投稿論文
広告量と流通量のシグナリング効果
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 本論は,広告量と流通量という2つの概念を外在的手掛りとして取り上げ,それらのシグナリング効果の探究を試みるものである。 既存のシグナリング研究においては,価格や製品(ブランド)に注目した研究が大多数であり,広告と流通の領域において論じられたものは探しうる限り存在しなかった。 しかし,McCarthy (1961) の提唱するマーケティングミックスを考慮すれば,4P (価格・製品・広告・流通) のうちの残りの2つ,すなわち,広告と流通に関連するありうべきシグナリング効果を吟味することは重要であると考えられる。 本論はこのような観点に基づいて,未だかつて論じられることのなかった新たな研究分野への道を切り開くことを試みる。


冨岡亜矢
財布の紐が緩むときの消費者心理
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 旅行先やテーマパーク、バーゲン会場などにおいて、消費者が無意識のうちに財布の紐を緩めている状況は頻繁に見られるであろう。このように、製品の購買に必要な対価を支払うことに対する抵抗感が低まり、通常なら割り当てられない予算が割り当てられてしまうのはなぜだろうか。本論は財布の紐が緩むときの購買状況に着目することで財布の紐が知らず知らずのうちに緩んでしまう要因を解明し、独自の概念モデルの構築・実証を試みるものである。


三田論 広告研究プロジェクト 商学部異分野インゼミ研究発表会参加論文)
ユーモラス広告の有効性を探る ―消費者購買意思決定プロセスに及ぼす影響―
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 現代の日本においては、日常生活の中で目にしない日はないほど広告が世に溢れかえっている。 こうした中で、企業は他者よりも目立つ広告をうつことに注力している。 目立っている広告に注目してみると、ユーモアのある広告、つまり面白く機知に富んだ広告が多いことに気付かされる。 しかし、それらの広告は面白い反面、商品が目立っていない、商品説明が含まれていないなど、必ずしも消費者が商品を購買する気持ちにはさせない可能性もある。 そこで本論は「ユーモラスな広告は消費者の購買行動にどのような影響を与えるのか」を課題に、多面的に解明を試みる。


三田論 プロモーション研究プロジェクト 関東十ゼミ討論会参加論文)
おまけ付き製品戦略の有効性
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 近年、コンビニやスーパーなどに入るとおまけ付きの商品をよく目にする。 こういったおまけは何のために付いているのかと問われたら、おそらく多くの人が 「おまけが付いていた方が売れそうだから」 と答えるだろう。 しかし、おまけが付いている商品はそうでない商品より実際に売れるのであろうか。 もしおまけが付いている方が売れるとしたら、それはおまけのどのような性質・特徴が人々の購買意図に影響を与えているのであろうか。 本論はこの疑問を課題とし、その解明を試みる。


三田論 消費者行動研究プロジェクト 関東十ゼミ討論会参加論文)
店舗属性が非計画購買に及ぼす影響
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 店舗内における何らかの刺激によって、店舗を訪れる前に計画していたものとは異なるものを購入してしまったり、衝動買いをしてしまったりすることは、誰にでも経験のあることであろう。 購買行動は、計画的に購買が行われる場合とそうでない場合とに分けることができ、店舗によっても非計画購買がより行われやすい場所とそうでない場所があると考えられる。 そこで本論は 「どのような店舗で非計画購買が促されるのか。 また、なぜこのような購買行動が起こるのだろうか」 という課題の解明を試みる。


電論プロジェクト (学生広告論文電通賞 投稿論文)
新しい広告を開発する
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 <要旨>


4年次共同研究プロジェクト 商学部異分野インゼミ研究発表会参加論文)
おまけ付き製品に対する購買意思決定
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 本論は、慶應義塾大学大学商学部小野晃典研究会第4期生のプロモーション研究プロジェクト・チームが昨年行った研究、「おまけ付き製品戦略の有効性」の追随研究であり、製品に付帯したおまけが消費者の製品購買意図にいかに影響を及ぼしているかを解明するという共通の目的を有している。先行研究の概念モデルを大幅に修正し、概念の操作的定義を精緻化した上で再分析を行うことによって、同分野における研究のさらなる進展を図る。


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