題字 「関東十ゼミ討論会」
2008年度

復刻製品戦略の有効性



・ 関東十ゼミ討論会とは
・ 小野ゼミにとっての十ゼミとは
・ 2008年度の参加ゼミ
・ 2008年度の冠テーマ
・ 2008年度のサブテーマ (小野ゼミ所属班と当日のスケジュール)
・ 2008年度の小野ゼミの研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 当日の様子
・ 研究をおえて


2008年度関東十ゼミ討論会研究論文(全文ダウンロード)

PDFファイル 795KB



小野ゼミの研究テーマ


復刻製品戦略の有効性

問題意識

 サントリー社製ウィスキー「トリス」の復刻に代表されるように、過去に一度発売された製品が再び発売される例は多く、大きな注目を浴びている。また、メディアもこのような復刻製品を「リバイバル・マーケティング」の実例としてもてはやしている。その背景には、一度販売経験のある製品を販売することで新製品開発コストが節減できること、昨今の少子高齢化社会において過去の製品を改めて発売することで多数存在する過去の顧客層に再購買を促せること、そして製品を知らない若い消費者層をも新規顧客として取り込むことが期待できることなどが指摘されている。しかし、これらの報道において、なぜ消費者は一度廃れ、市場から姿を消したはずの製品の復刻を望み、さらには復刻した製品を購買しようとするのか、という消費者心理が示された例はほとんどない。そこで、我々は新たに復刻製品の購買意図モデルを提唱したい。モデル提唱後は、実証分析によって妥当性を吟味し、さらには、妥当性が支持されたモデルから実務への含意を抽出したい。

今後の方向性

 先述のようにメディアによる雑誌記事などは多く存在するものの、復刻製品について扱った学術論文はほとんど存在しない。しかし、「ノスタルジア」や「流行」といった心理学的側面から消費者心理学を扱った学術論文が多数存在するので、これらを本研究に援用すべくレビューを行っている最中である。また、これまで発売された復刻製品は多岐にわたるので、それらの製品すべてが同じ経緯のもとで復刻され、成功しているとは限らない。ゆえに復刻製品に関する各種情報を収集し、整序する作業を並行して行っている。主にこの2つの作業を通して、復刻製品の購買意図に影響を与える諸要因を描写した因果モデルを構築したうえで実証分析を行い、我々が構築する因果モデルの妥当性について検討していきたい。なお、実証分析に際しては、消費者データを収集し、収集したデータを用いて共分散構造分析などの統計解析を行う予定である。

「論文テーマ構想発表」資料より



活動経過報告

活動経過概要

04月26日 プロジェクトチーム結成(ゼミ春合宿内)@河口湖
「まずは、10ゼミ結成だね」
「正直、最初はどうなるのかなぁって思ったかも」
「確かに。春合宿で決めたんだけど先輩や同期からも心配されてたよね」
「10ゼミ始まるのが早かったからね帰ったらすぐにテーマ決め始めることになってたし」
「うん、ひとり25個案出そうとかやったね」

05月10日 関東10ゼミ討論会開会式@早稲田大学
「そんな中決まったテーマが『復刻製品戦略の有効性』!それから10ゼミの開会式に行ったね」
「班長ゼミにちゃんとなれるかドキドキした」
「無事なれてよかった!全体飲みは異様な雰囲気だったのを覚えてるよ(笑)」
「高田馬場の坐和民だったね。他大の人は宴会芸やっててびっくりした」
(この飲み会で、小野ゼミ生は服やかばんにビールをかけられるハプニングもありましたが、どうにか無事終了しました。)


06月09日 5・6期10ゼミ飲み@三田(串特急)
「10ゼミの絆を深めるために、6月には5期10ゼミの先輩との飲みを開催したね」
「結構飲んだよね。でも仲良くなれたからよかった」
5期生のみなさま、ありがとうございました !!


07月10日 第1回研究中間報告(ゼミ内)
「7月には初めてのゼミ内発表をしたね。険悪ムードを乗り越えて、この頃はすごいモチベーション高かったね」
「でも発表はすっごい緊張した。あの緊張は入ゼミ以来だったかも」
「プレゼンの時、みんな硬かったもんね。でも、面白そうなテーマだね、って言ってもらえて嬉しかったな」
(そんなに険悪でしたっけ…笑)

07月19日 第1回Product班中間発表@早稲田大学
「それを踏まえて、Product班中間発表だね。他大のテーマを初めて知ったね お「斬新なアイデアが多くて、小野ゼミとはまた違った視点が多かったのが印象的だったね」
「斬新なアイデアが多くて、小野ゼミとはまた違った視点が多かったのが印象的だったなぁ」
「しゃばしゃば、とかプレゼンもみんな個性的だったよね(笑)」
(のちに「シャバシャバ」は10ゼミチームの流行語になりました。笑)


08月10日 夏休み自主勉@グル学・法科大学院棟など
「夏休みは月・金の週2シフトで、結構集まったね」
「そうだったね!とにかく家で文献読んだよ」
「小野ゼミの先輩の論文も色々見たね。 英語論文のほうが脅威だったけど(笑)」
(論文に使えそうな文献を読んで、論文の手掛かりを探しました。)

09月09日
   -11日
第2回研究中間報告(ゼミ夏合宿内)@北軽井沢
「その英文を読んだ成果が、合宿で発表されたわけだ。 徹夜明けだったけど」
「眠い中だったけど、すごい指摘されて焦った記憶が…この辺りから私たちの歯車が少しずつずれてきたよね」
(夏合宿のグループワーク後の発表だったので、みんな朦朧とした中の発表でした。)

09月25日 第3回研究中間報告(ゼミ内)
「確かに。第3回では、それだけ?とかすごい指摘されたね…仮説立てても立ててもダメで」
「うん。既存研究がない中で進めるのは難しいんだなって痛感したよ」
(モデルは何度も変更されましたね。作っては壊し、作っては壊しの繰り返しでした。

09月27日 第2回Product班中間発表
「そんなこんなでまたまた他大と。 初の慶應での開催だったね」
運営って意外と難しいんだなぁって思ったよ。 飲みも開催したんだっけ」
「そうそう、小野ゼミ行きつけのつるのやでね! 特に柴ちゃんは慣れてたよ (笑)」
(つるのやのおじさんは、慶應生以外にも話題豊富に接してくださいました。 さすが つるのや!!

10月09日 第4回研究中間報告(ゼミ内)
「そして10月になってまたゼミ内中間発表ね。 この日は波乱万丈だったね…」
「うちらもとうとうテーマ変えか…ってみんな意気消沈だった。暗かったよね」
「でもこのテーマに愛着があったから、悩んだ末に続けることにしたんだよね」
(「作っては壊し」の作業が、とうとう「作り変える」になりかけた数日間。三田のモスの閉店ギリギリまで話し合ました)

10月11日 150周年記念運動会@日吉キャンパス
「で、このテーマでいくことを決意して、ぎりぎりまでモスで粘って、運動会行って」
「ふみくんとやすくんの子守をしながら日吉で先生と面会したのよね」
「童心に帰れて楽しかった!!」
「やすくんに泣かれた時は焦ったけど(笑)」
(来往舎の事務の方に赤ちゃんの抱き方を教わりましたね。笑)


10月30日 第5回研究中間報告(ゼミ内)
「相談によって、まず質問票つくってみることにしたよね」
「質問票、何回も作り直したなぁー。 ゼミ生には何回も協力してもらって本当に感謝だよ」
(本当にいろんなパターンの質問票を試しました。 いまだに部屋には過去の質問票たちの束が…)

11月08日 関東10ゼミ討論会(プレ発表会)@早稲田大学
「やっと質問票できたって時点でプレ発表迎えちゃったよね。 これ、本当は完成してなきゃだったんだよね」
「ね。まぁ終わってない班がほとんどだったんだけど」
「でも、Productや、他の班にも回答に協力してもらったから感謝だよ」
(他大学の10ゼミチームにも調査に協力していただきました。 ありがとうございました!)

11月21日
   -24日
三田祭研究展示@慶應義塾大学

11月22日 関東10ゼミ討論会 論文提出締切
「それから三田祭までは怒涛の日々だったね。入ゼミのディベートやったり、うっちー宅でオールしたり」
「東神奈川の夜空の下で…(笑)」
「最後は他のチームと先生宅合宿もしたっけ。 気付けば夜が明けてて」
「そのまま三田祭ブースで説明ラッシュ!」
「40時間起きてたのは初めて(笑) だけど興味深く聞いてくれて嬉しかったぁ」
「10ゼミ一番手前だったからすごい人だったね」
(個別説明会の準備など、本当に強烈なスケジュールの中、みんなで励ましあいながら頑張りました)

12月04日 模擬プレゼンテーション(ゼミ内)
「三田祭終わったらいよいよ本番に向けてプレゼン練習。パワポも何度も修正して」
「ゼミ内プレゼンは、本番より緊張してて、すごく目が泳いだよね」
「前日も先生にお付き合いしていただいて練習したよね。まだ硬かったけど(笑)」
(おそらくゼミ内での模擬プレゼンが、一番緊張した瞬間です)

12月06日 10ゼミ討論会(本発表会)@早稲田大学
「ついに本番!森岡さんは審査員を務めてくださったんだよね」
「本当に色々お世話になったね。 ゼミ生もたくさん応援に来てくれて早稲田なのにもはやホームだったよ」
「実務家の意見が聞ける貴重な機会でもあったよね。それにしても多摩大の勢いはすごかった!」
「軽快なプレゼンだった!発表方法とか、他大から学ぶこともたくさんあったね」
「終わった後、構内で飲んだビールは寒かったけど楽しかった!!」
(審査員を引き受けてくださった森岡さん、本当にありがとうございました!)


12月08日
  -17日

論文最終調整、完成
「だけど、まだ論文は終わりじゃないんだよね。 この最後の1週間が本当のピークだった…」
「うん。ゼミ員全員の力を借りたよね!またまたオープンゼミの準備とかぶっててんてこまい!」
「最後は横浜のスタバで先生もご一緒してもらって執筆したっけ」
「あの時のコーヒーは身に沁みたね! じゃ振り返ったところで柴ちゃんうっちーにしめてもらおうか (笑)」

「何はともわれ、何とか終わってほんとによかったです。 これもやっぱり、先生と森岡さん、5期生の方のご指導のおかげだね! もちろん、リーダーである柴田君は本当にお疲れ様だけどねっ!! じゃあ最後に、その柴田君、しめをよろしく☆

「はいはい、横内君!12月17日、何とか論文執筆を終わらせることができました。 できるだけ4人がフラットに作業ができるようにと考えてやってきたつもりですが、いろいろ反省することも多かったです。 しかし、何より小野先生、森岡さん、5期生のみなさん、同期の支えがあったからこそ完成を迎えられたのだと思います。 達成感と同じくらい、感謝の気持ちに満たされた論文活動でした。 本当にありがとうございました!」

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2010106

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