題字 「電通学生論文」
2002年度

ブロードバンドは広告をどう変えるか



・ 電論とは
・ 小野ゼミにとっての電論
・ 2002年度の研究テーマ
・ 活動経過報告
・ 研究をおえて
・ 第2位受賞


2002年度電通研究論文(全文ダウンロード)
慶應義塾大学商学部 小野晃典研究会 第2期 有志 (2002)
 「ブロードバンドは広告をどう変えるか」

 (PDFファイル 2,305KB)



2002年度の研究テーマ ―つづき―

『ブロードバンドは広告をどう変えるか』
 近い将来、ブロードバンド回線がパソコンだけでなく多くの機器を結ぶようになり、情報の流れを双方向化させるコミュニケーション・メディア(以下、ブロードバンド・メディア)が台頭していくでしょう。 その結果、これまで情報の受信者であった人々は情報発信を容易に行うことが可能となり、さらには情報に対してこれまで以上に取捨選択を行い、自分の嗜好や関心に合った情報だけを受容するようになっていくと考えられます。
 このような人々の変化に対応して、我々はブロードバンド時代の広告コミュニケーションは驚くほどの変化を遂げると考えます。 消費者側は企業に対して自分の嗜好や関心、さらには製品や広告に対しての意見や要望を、広告を通して伝えることが可能となり、また、企業側は1人1人の消費者によりカスタマイズした広告の提供が求められるようになるのです。
 ブロードバンドは広告をどう変えるか――我々はブロードバンド・メディアにおける広告の変化は、従来の広告には内在しえなかった「情報収集機能」および「人的販売機能」といった広告機能を新たに付随させると考えます。 この広告の新たなスタイルは、企業と消費者の関係、さらには企業と企業の関係を一層深め、これからの社会に必要なコミュニケーションのあり方を示してくれると主張します。

活動経過報告

8月‐9月上旬
 論文を書くために、研究テーマであるインターネットや広告に関する文献を手当たり次第に読みました。 何が要点かつかめぬまま ただがむしゃらに本を読むだけで、今考えるととても非効率的な日々でした。 そう思えるようになっただけ成長したということでしょう。

9月中旬 夏合宿 ―第1回中間発表―
 夏合宿中に中間発表をさせていただき、論文の方向性について発表しました。 今振り返ると、アイディアがまだまだ浅く、先輩から多くのご指摘を受けました。 これ以降、活動を文献講読からアイディアの発散に切り替えていきました。

10月上旬
 アイディアを考えて考えて考えきった末、ついに論文構想の1つの柱となる広告提案、すなわち「ターゲット別マルチ・コンテンツ広告」を想いつきました。 そしてこのアイディアは、第2回中間発表において、先生からも好評価を戴きました。 しかし まだまだ論文全体としては未完成な部分が多く、課題は山積みです。

10月下旬
 論文構想がまとまりきらず、話し合いが続いた時期です。 しかしこの時期に、論文構想のもう1つの柱である「情報収集型広告」というアイディアを生みだすことができました。

11月
 非常によいアイディア(=結論部分)が出揃い、あとは論文上でその結論を導くまでの過程を整理することが主な作業でした。 しかしここで、僕らのコミュニケーション能力不足のせいで上手く意思統一が図れず、相当な時間を費やしてしまいます。

12月上旬
 論文の執筆にあたって、結論、さらには結論に至るまでの過程もようやく明確なものになりつつありました。 それにともない、ようやく執筆を開始! さらに遅ればせながら、僕らが提案する上記2つの広告の有効性を調査するために、消費者アンケートや実験調査を行いました。

12月中旬
 通常ならば3、4週間は要するであろう執筆作業を10日あまりで成し遂げなくてはなりませんでした。平 均睡眠時間は3時間程度で、みな文字どおり必死で頑張りました。

12月20日
 僕らの人生の中で最も長い1日でした。 早朝から先生を交えての論文執筆と最終確認。こうしてなんとか電通論文の提出を完了しました。

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第2期電論幹事:
代表 中島崇浩
総務 向井崇平 (「経過報告」文責者)
渉外 木村泰之
    中谷麻希 (「テーマ」文責者)

2003年1月5日

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